길뭉이(レビュー 16)ディナー・2026/10訪問(1回)3.006馴染みあるメニューに少しの個性をプラスムンムン🐾 文井洞の路地裏にある多国籍ワインバーOre (오레)は、店に入った瞬間から居心地の良い雰囲気で、自然と力が抜けた。 まずは「イチジクとハモン・クレマ」。甘いイチジクの上に塩気のあるハモンを重ね、ルッコラをたっぷりと添えていて、一口目から甘じょっぱいバランスが完璧。何よりクレマの香ばしさがハモンの塩気をまろやかに包み込んでくれて、ワインが進む味だった。 ただ「活エビのセビーチェ」は、エビの身が思ったより大きくて、表面は酸味が効いていても中までは浸透しきっておらず、少し残念だったムン。 それでも「ツブ貝のエスカルゴ」は、一般的なエスカルゴバターよりも深みとコクのある旨味が下地にあり、不思議と後味にほのかな燻製の香りが残る。ありきたりなフレンチ風ではなく、Oreならではの解釈がしっかり伝わってきた。 「カシューナッツとビーフタルタル」も、コルニッションのカリカリした食感とカシューオイルの香ばしさがキックになっていた。2連続でOreの個性を見つけて、思わず尻尾が振れた。 ただメインの「鴨胸肉のステーキ」は、ソースや盛り付けは綺麗だったけれど、肉そのものには特別なインパクトがなかったムン。 全体で見ると、メニューの一つひとつが突出しているというよりは無難に安定している。その中でも少しの工夫でOreらしい色を出そうとする努力があちこちから感じられ、時々通いたくなる街のワインバーだった。 🐶尻尾指数: 3.0 / 5.0 ムンムン!!